建築実例カタログ「自家自讃」バックナンバー（Vol.132）｜建築実例｜木造注文住宅・戸建の住友林業（ハウスメーカー）

Vol.132
この土地で暮らす

制約すら味方に変える――

ひとつとして同じ敷地はありません。
広さや形、陽の当たり方や風の抜け方、道路との接し方……
敷地ごとに魅力や特徴があり克服しなければならない課題があります。
「まず土地の声を聞く」――それが設計担当者の共通のポリシー。
建築地を訪ね、お客さまが求める理想の暮らしを実現するための
最適解を考え続けます。敷地の魅力を最大限活かすのはもちろん、
制約と思われたものすら味方につけて実現した理想の住まいをご紹介します。

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O邸

魅力的なアプローチで表現した
住む人の個性と豊かな暮らし

Oさんご夫婦が確保した土地は、道路に沿った細長い形です。道路は車の通行量や人通りが多いため、玄関を出入りするときの安全やプライバシー確保が必要でした。その上でお二人が求めたのは「すっきりとしたモダンでかっこいい家」。設計担当者は、光と風を取り込むためLDKを2階に設定しました。そして近隣の建物との関係を考慮しながら窓の位置と大きさを細かく検討。さらに無駄な線や凹凸をできる限りなくしてモダンでかっこいい空間づくりを進めました。外観デザインはもちろん、照明計画や内装材の選択、細部の仕上げまで、一つひとつにこだわりを貫いた住まいです。

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K邸

北と南、2つの庭で叶えた
光と風を楽しむ日々

築100年が経過した建物と、30年前に建てた住まいの２棟で暮らしていたＫさんご家族。家族構成が変わり、奥さまと２人のお子さまとの３人の暮らしになったため建て替えを決断しました。明るく開放感があり、大人だけの暮らしにふさわしい落ち着きのある住まいにすることが目標です。設計担当者はゆっくりとくつろいでいただける住まいにするため、北と南にそれぞれ庭を設けて、各部屋を庭につなげました。また、以前の建物に使われていた建具や欄間も積極的に再利用、歴史と思い出を受け継ぐ住まいにしました。

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M邸

愛車を眺めながら過ごせる
憧れのセカンドハウス

ご自宅の近くに購入された土地に、長年の夢だった「愛車を楽しむためのセカンドハウス」を計画されたご主人。愛車２台が収まるビルトインガレージと、愛車を眺めながらゆったり過ごせるゲストルームを設けたいと考えていました。その夢を実現したのが大空間・大開口を可能にする住友林業独自のビッグフレーム構法です。間仕切り壁や柱のない広々としたガレージとゲストルームを実現。天井までの大きなガラス窓越しに、愛車を眺めながら友人たちと過ごす至福のときを実現しました。

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Y邸

公園の眺めを取り込みながら
広く暮らす工夫のある住まい

マンションに暮らしていたＹさんご夫婦。１年がかりで土地を探し、ようやく緑豊かな公園に面した敷地を確保しました。ご要望は、公園の眺めを存分に楽しみながら暮らすことができ、限られた面積でも広々と感じられるような住まいにすることでした。設計担当者は、周囲の印象的な風景を存分に楽しめるようにＬＤＫを２階に設け、眺望を取り込む大きな窓を設置。また、玄関ポーチから１階廊下の床まで同じタイルを張ることで、外と内の繋がりをもたせるなど、広さを感じられる工夫を随所に盛り込み、ご要望の“広く暮らす住まい”をつくりあげました。

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M邸

住まいと庭の一体設計で
実現した緑にやすらぐ暮らし

都心の高層マンションに自宅を所有されているご夫婦。郊外の実家の土地を活かして、週末をのんびりと過ごすリゾートハウスを計画しました。お二人が求めたのは、落ち着いたデザインと上質な素材、広々としたドッグランとそれを眺めながら過ごせる書斎です。設計と外構担当者が打ち合わせを重ね、南に主庭を設け、それを平屋の建物でコの字型に囲みました。LDKはもちろん、浴室も書斎もこの庭に臨みます。床には銘木として知られるマホガニーを採用。ご夫婦のくつろぎにふさわしい空間が生まれました。

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S邸

空間にあふれる光と木のぬくもり
都心で楽しむゆとりの暮らし

実家の側に土地を確保したＳさんご夫婦。都心の、しかも駅から徒歩数分という好条件の立地です。ただし、周囲はやや建て込んでおり、南側には低層のマンションもありました。
プライバシーを守りながら、明るくゆったりと暮らせる住まいにしたいというご要望を受けて、採光やプライバシーを配慮し、LDKは２階に。東側にはご実家か管理されている駐車場があり、視界が大きく開けることから、こちらに主要な窓を設けました。周辺環境を見極めた設計の工夫でＳ邸は明るく広々とした住まいになりました。

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