今回は、2024年1月に公表された2023年10月度の調査結果から、住宅ローンを利用した人が選んだ金利タイプの傾向について、インターネット調査会社のモニター220万件の中で、2023年4月~9月までに、住宅ローンの借り入れをした全国の20歳以上70歳未満の人に対して、インターネットによるアンケート調査を実施し、そのうち回答のあった1,500件の調査結果をまとめたものです。
以下が今回の調査結果でポイントとなるところです。
1.「変動型」の金利タイプを選んだ人の割合は前回の調査より増加しました。
「変動型」を選んだ人は回答者全体の74.5%でした。
前回調査(2022年10月〜2023年3月期)の72.3%からは2.2%の増加です。
2021年4月~2021年9月期の調査結果の67.4%からは7.1%の増加です。
2020年4月~2020年9月期の調査結果の62.9%からは11.6%の増加です。
2.「固定期間選択型」の金利タイプを選んだ人の割合は前回の調査と同じでした。
「固定期間選択型」を選んだ人は回答者全体の18.3%でした。
前回調査(2022年10月〜2023年3月期)も18.3%で今回と同じでした。
2021年4月~2021年9月期の調査結果の21.7%からは3.4%の減少です。
2020年4月~2020年9月期の調査結果の24.5%からは6.2%の減少です。
3.「全期間固定型」の金利タイプを選んだ人の割合は前回の調査より減少しました。
「全期間固定型」を選んだ人は回答者全体の7.2%でした。
前回調査(2022年10月〜2023年3月期)の9.3%からは2.1%の減少です。
2021年4月~2021年9月期の調査結果の10.9%からは3.7%の減少です。
2020年4月~2020年9月期の調査結果の12.6%からは5.4%の減少です。