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「主役は料理」
主張しすぎない京料理店

外観を四季で彩る植栽

外観を四季で彩る植栽

ガラスや石、木といった異素材を、孟宗竹や小低木、草花の緑がやわらかにつなぎます。
ガラスの壁の内側にも、春に咲くサンシュユ、秋に美しいイロハモミジ、冬に花開くツバキが植え込まれ、
四季それぞれの表情を醸し出します。
窓の外にまで「非日常」を

窓の外にまで「非日常」を

カウンター席は凛とした縦と横の線で構成。窓の外には孟宗竹が植えられ、日常の風景を消し去ります。カウンターはブビンガの1枚板。
「色あざやかで芸術的な京料理をお客さまが堪能できるよう、建築は主張しすぎないように心がけました」と設計担当は語ります。
ウォルナット材で和を表現

ウォルナット材で和を表現

床、天井、建具には、和の世界によくなじむウォルナットを採用。
仕上げ方法を変えつつも同じ樹種で統一することで、落ち着いた空間を創りあげています。
サッシの上端や格子、建具の高さを揃えることで、空間には気持ちのよい連続性が生まれました。
中庭の枝垂れ桜を背景に

中庭の枝垂れ桜を背景に

テーブル席に求められるのは「集いのコミュニケーション」。カウンター席とは異なり、さりげなく中庭の風景を配置しています。
夜間はライトアップされ、四季の表情が絵のように浮かび上がります。
和のモチーフをアレンジ

和のモチーフをアレンジ

テーブル席の一角には、モダンにアレンジした床の間が設けられ、おもてなしの心を伝えます。壁は和紙を重ね貼りした落ち着いた仕上げ。
多用した間接照明とあいまって、やわらかなぬくもりを伝え、空間の緊張を解きほぐします。
日常を忘れる演出

日常を忘れる演出

黒御影のアプローチの奥にある中庭。枝垂れ桜もライトアップされ、情緒豊かな空間を演出。
日常を離れ、「晴れ」の舞台に訪れたことをお客さまに強く印象づけます。
中庭が空間のクッションに

中庭が空間のクッションに

料理人との会話を楽しむカウンター席、集う人の交流を重視するテーブル席。
それぞれお客さまの求めるものが違うことから、カウンター席とテーブル席とを分け、
その間のクッションの役割を兼ねて中庭を設けています。
「晴れ」の舞台を演出する外観

「晴れ」の舞台を演出する外観

最高級の京料理を味わう、日常を離れた「晴れ」の舞台であること。なおかつ、住宅の建ち並ぶ一角に似合う佇まい。
その答が、繊細なガラスの壁で包まれたデザインです。アプローチは京都の路地をイメージし、黒い御影石を敷き詰め、
足元に明かりを並べています。
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