住友林業グループ
中期経営計画
サステナビリティ編2024

重要課題4 
広く社会に快適でぬくもりある
空間の提供

重要課題4

重要課題4 
広く社会に快適でぬくもりある
空間の提供

広く社会に対して、安心・安全で、快適さとぬくもりのある空間を提供する

関連するSDGs

基本的な考え方

差別や貧困などの人権問題、災害の激甚化、新型コロナウイルスの感染拡大など様々な社会課題が顕在化する中、ウェルビーイング(幸福)への志向が高まり、住まいを中心に人の生活空間には、安心、安全、快適性やぬくもりが求められています。このウェルビーイングへの志向の高まりや、人口減少に伴う住宅ニーズの縮小、少子高齢化に伴う住宅の住み替え、外国人との共生、人種・宗教・民族・国籍・ジェンダー(LGBTQ)に関する価値観の変化など、生活スタイルや、社会の変化に伴い、顧客ニーズも多種多様になっているなか、顧客ニーズに的確に対応していくことが、企業にとって重要となります。

住友林業グループは、行動指針に「お客様の感動を生む、高品質の商品・サービスを提供します」を掲げ、新築戸建やリフォームを中心とした多くのお客様それぞれに対して、安心、安全、快適性やぬくもりを感じられる品質の高い商品を提供することに注力することで、お客様満足度の向上に努めていきます。

社会・環境へのインパクト

重要課題4 インパクト(機会) インパクト(リスク)
広く社会に快適でぬくもりある空間の提供

広く社会に対して、安心・安全で、快適さとぬくもりのある空間を提供する
  1. クレーム削減によるお客様満足度の向上
  2. 品質向上による社会的信頼性の確保
  1. 人口動態の変化や消費者ニーズの変化への対応

重要課題4のマネジメント(2023年度)

中期経営計画サステナビリティ編2024において、重要課題4は5つの評価指標に分け、管理部署の年度活動方針や施策に落とし込みマネジメントを行っています。また、重要課題が社会・環境に及ぼすインパクトについても検証を行っています。

お客様満足向上

戸建住宅部門において、お客様の満足度を図る指標として、入居時アンケートを実施しています。2023年度は、毎月実施の満足度ワーキンググループを通じて満足の割合が低い項目についての対策と関連部署との共有化を継続して実施したことにより、53.5%と、計画52.0%を1.5ポイント上回る結果となりました。

改善対象、取り組み課題について、関係部署間にて情報共有を行うことで、お客様満足度向上に継続的に取り組みます。

結果

以下表組における達成度評価について
目標達成:◯ 目標未達前期比改善:△ 目標未達前期比悪化:✕

評価指標(数値目標) 管理部署 2023年度
計画
2023年度
実績
2023年度
評価
2024年度
計画
設計性能評価実施率(%) 住宅事業本部 99.0 99.8 99.0
建設性能評価実施率(%) 99.0 99.7 99.0
長期優良住宅認定取得率※1(%) 95.0 95.9 95.0
入居時アンケート(単体NPS値※2)(pt) 52.0 53.5 53.0
工事担当のお客様アンケートの点数向上※3(点) 78.0 76.9 80.0

※1専用住宅かつ該当床面積以上に制限

※2NPS(ネットプロモータースコア)。顧客ロイヤルティー(企業やブランドに対する「信頼」や「価値」の度合い)を測る新しい指標

※3住友林業ホームテックのみの評価指標

サステナビリティレポート
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