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家づくりのお金のはなし
引き渡し後の
ポイント

12住宅ローンの繰上げ返済

繰上げ返済のタイプ

住宅ローンの借入後の金利上昇から家計を守る方法として有効なものが「繰上げ返済」です。繰上げ返済は、以降の残債を少なくすることで、金利上昇による返済額増加の影響を少なくすることができます。

繰上げ返済の方法には、「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2つがあります。

  • 期間短縮型
    期間短縮型は、毎月の返済額は変えずに、返済期間を短くする方法です。
  • 返済額軽減型
    返済額軽減型は、返済期間は変えずに、毎月の返済額を少なくする方法です。

条件が同じであれば、期間短縮型の方が、軽減できる利息の効果が大きく、返済期間も短縮できるため、老後のマネープランにもメリットがあります。

期間短縮型 一部繰上げ返済で期間短縮、利息が軽減
返済額軽減型 一部繰上げ返済で返済額を軽減、利息が軽減

教育費などの負担とローンが重なり家計が苦しい場合は、返済額軽減型を選択し、現在のローン負担額に耐えられる家計であれば、期間短縮型を選択することが一般的です。

繰上げ返済手数料

通常、繰上げ返済には手数料がかかりますが、【フラット35】の他、多くのネット銀行では無料となっています。

また、【フラット35】では、金融機関窓口での一部繰上げ返済は、100万円からとなっていますが、住・My Note(すまいのーと)というインターネットサービスを利用すると、一部繰上げ返済は、10万円から可能となります。余裕資金が少しできたときや配偶者に収入がある時期などの一定期間に少額の繰上げ返済を継続して行いたい場合に利用するとよいでしょう。

ただし、金融機関が提供する住宅ローンに対して住宅金融支援機構が保険を引き受けることで実現した【フラット35(保証型)】の繰上げ返済手数料は金融機関により異なり、住・My Noteのサービスは利用できません。

繰上げ返済は早くする方が効果的

繰上げ返済は返済開始からの時期が早い方が、期間短縮効果も利息軽減効果も大きくなります。同じ返済額でも先延ばしにするほど、効果は少なくなります。ただし、定期預金などとは異なり、繰上げ返済に充てた資金は、手元の預金としては、無くなるお金です。万一の場合に備えるお金と将来のライフプランを考えながら、無理のない範囲で実行することを計画しましょう。

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