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世帯別 マイホームを取得する際のポイント

公開日:2026.07.10

  • 住宅購入
世帯別 マイホームを取得する際のポイント

マイホームの取得は人生における大きな節目で、単身者、子育て世帯、シニア世帯など、状況によって重視すべき点が異なります。

住宅金融支援機構が公表している「住宅ローン利用者の実態調査 【住宅ローン利用者調査(2026年1月調査)】」によると、年代別の住宅を取得した理由で回答数が多いのは、20歳~30歳代は「結婚・出産」、40歳代は「子どもの成長」、50歳~60歳代は「老後の住みやすさ」でした。

マイホームを取得した理由

参考資料:住宅金融支援機構 住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用者調査(2026年1月調査)】

近年では、単身者や共働き夫婦、子育て世帯、シニア世帯など、それぞれのライフステージでのマイホーム取得は一般的な選択肢となりつつあります。

背景にあるのは、「より良い住環境への転居」、「将来の不安を減らしたい」「家賃支出を資産に変えたい」などの考え方です。

ここでは、単身者や共働き夫婦、子育て世帯、シニア世帯がマイホームの取得をプランニングする際のポイントを整理します。

単身者の場合

単身者においてマイホーム取得は将来の住居の確保と資産の形成を同時に実現できる有効な選択肢として注目されています。 その主なポイントは、家賃支出を資産形成へ変えられる、老後の住まい不安の軽減できる、生活スタイルに適した居住環境が実現できる等が挙げられます。一方で、単身であることから住宅ローンの返済負担が重くなる、ライフスタイル変化への対応が制約される、将来の売却リスクといった課題も念頭においておくことが必要です。

まず資金計画において将来の収入変動やライフスタイルの変化を見据え、借入可能額ではなく無理のない返済額を基準に検討することが重要です。

立地については、資産性と流動性を重視し、駅に近いなど需要の高いエリアを選ぶとよいでしょう。特に、単身の場合は転勤や結婚などライフイベントによる住み替えの可能性が高いため、将来的に売却・賃貸がしやすい立地を選ぶことが重要です。

間取りはコンパクトで汎用性の高いタイプを選ぶことが望ましく、売却や賃貸の可能性も考え、需要の見込める間取りとすることで将来の選択肢を広げることができます。

共働き夫婦の場合

共働き夫婦の資金計画では、双方の収入を前提としつつもそれに過度に依存しない計画が必要です。どちらか一方の収入が減少した場合でも返済が継続できることを前提とし、将来的な出産や働き方の変化も織り込んで検討するようにしましょう。住宅ローンの組み方についても、連帯債務ペアローンなど、メリット・デメリットを検討のうえ進めるとよいでしょう。

立地は、日々の生活効率を左右する要素となるため、双方の通勤利便性のバランスをとりながら、スーパーや医療機関など生活利便施設へのアクセスが良いエリアを選ぶことが基本です。また、将来的に子どもを産む可能性がある場合には、教育機関についても視野に入れておく必要があります。

間取りについては、在宅勤務の普及なども踏まえ、ワークスペースや個室を確保しやすいとよいでしょう。また、将来の家族構成の変化に対応できるようにすることで長く使いやすい住まいになります。

子育て世帯の場合

子育て世帯においては、教育費とのバランスを踏まえた資金計画が重要となります。 国や自治体においては住宅取得支援策が用意されており、新築・中古住宅の購入やリフォームに対する補助金を受給できる場合があるため、制度内容の事前確認が不可欠です。住宅ローン控除や各種補助金制度は活用しつつも、長期的に無理のない返済水準を設定するとよいでしょう。

立地は、子どもの成長を鑑み、保育園や学校・公園などが近隣にあるかどうか、また医療機関へのアクセスが良好かといった点が重要です。自治体によっての子育て支援制度の充実度も違いますので、事前に確認しましょう。

間取りは、リビングを中心に子どもの様子を見守りやすい配置がおすすめです。また、帰宅後すぐに手洗いや収納ができる動線設計や、成長に応じて部屋を分割できるなどの可変性をもたせると、長く快適に暮らせる住まいになります。

シニア世帯の場合

シニア世帯においては住み慣れた家の建て替えや住み替え、賃貸からマイホームへの住み替えなど、多様な選択肢があり、それぞれの利点を踏まえながら生活スタイルや健康状態に合わせて検討するとよいでしょう。

資金計画においては、年金収入などの安定した収入を前提に、返済負担の少ない計画をするとよいでしょう。立地は、日常生活の利便性が何より重要となるため、公共交通機関や医療機関・スーパーなどへのアクセスの良さは重要です。徒歩圏内で生活が完結する環境を選ぶことで、将来の移動負担を軽減できます。

間取りは、将来的な身体の変化を見据えてワンフロアで生活が完結する設計が望ましく、平屋や1階中心の住まいが適しています。段差の解消や引き戸の採用、手すりの設置などバリアフリーに配慮した設計とするとよいでしょう。

まとめ

マイホームの取得においては、単身者・共働き夫婦・子育て世帯・シニア世帯など、ライフステージによって重視すべきポイントが異なります。

それぞれの世帯に共通して重要なのは、無理のない資金計画を前提に将来のライフイベントや環境変化を見据えた住まい選びです。

自分や家族の理想の暮らしを明確にし、長く安心して暮らせる住まいを選択していきましょう。

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